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2019年11月 6日 (水)

美味しさの秘密が知れた「JA中野市産地視察・交流会」参加報告

2019年10月7日(月)~8日(火) 長野県中野市にて

コープ長野、太田理事長を団長に長野県のJA中野市へ産地視察に行って来ました。
JA中野市は、果樹とキノコの栽培が中心の園芸農業地帯として発展しています。特に、えのき茸の生産は全国1位の生産量を誇っています。今回、ぶどうとえのき茸の産地を案内していただきました。

第1日目はJA中野市さんにて概要の説明を聞いてから、ぶどう集出荷センターに移動しました。ここでは、後継者となる若い方々が検査員となり、研修を兼ねて全てのぶどうの検査をする。最高級のぶどうを見る事で、意識が高まり次への意欲が湧く。更にがんばりが良く評価されるから、後継者として繋がっていくと伺いました。また、生産者が情報を共有して、皆で協力し合う事で、次の年は更に品質の良いぶどうが出来るお話しも伺いました。今、JA中野市では後継者が増えてきているそうです。

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次にぶどう園地に移動してシャインマスカットを視察しました。まず最初に自分たちが気に入ったシャインマスカットの房を選び、収穫体験から始まりました。それを試食して物凄い甘さに感動したうえに、糖度を計らせてくださり、22度~23度越えの糖度に更に感動しました。その後、ぶどう棚の下で参加者は円を作るように座り、青空学級のような形で、生産者から花が咲いてから収穫までの説明を聞きました。説明は写真をパネルにした物を使って話してくださったので、とても見やすく分かりやすかったです。
ここで知った美味しさの秘密は、ぶどうは手をかけないと、長い房のぶどうになってしまうそうです。それを3分の1位のサイズになるように、また育ちの遅い実を摘粒することで、甘さと美味しさを、ぎゅっと詰めた実ができます。だから、ぶどうはどこの部分を食べても同じ甘さ! だそうです。

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第2日目はえのき茸の生産地を視察しました。生産施設は、コープスマイル10月号の写真から想像していた物を、はるかに越える大きな施設で驚きました!! 施設は徹底した衛生管理がされていて、室内も温度と湿度が管理されていて、えのき茸にとって一番いい状態で育てられていました。培養から45日間で収穫されますが、収穫してからわずかな時間でパック詰めされ、箱詰めされました。短時間で出荷されているからこそ、新鮮な状態で私達の元へ届くとわかりました。
ここで、えのき茸を美味しく食べる方法を教えていただきました。「7秒ルール!」えのき茸は加熱時間7秒で食べると、しゃきしゃきで美味しく食べられるそうです。それ以上になると、くたくたになり美味しい食感が無くなってしまうそうです。(歯に挟まりやすくなります)皆さんも是非、試してみてください。

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今回の視察で教えていただいた、生産者の努力と熱意、美味しさの理由を組合員さんにお知らせして、消費へと繋げたいと思います。
私達を案内してくださったJA中野市の皆さん、たくさんの歓迎をしてくださった皆さんに感謝いたします。

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