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2019年7月 2日 (火)

“産地の想いをつなぐ”三陸産塩銀鮭(中辛口・寒風干)ニチモウ・スイシン産地視察・交流報告

2019年6月28日(金)~29日(土)
コープデリ連合会理事長を団長に、組合員理事2名、宅配センター職員6名、連合会職員3名で、三陸産銀鮭の視察・交流に行ってきました。

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ニチモウの銀鮭、食べたことありますか? 身が引き締り、味が濃く、鮭特有の赤い身もキレイな銀鮭です。実はこの銀鮭、養殖なのに結構な旅をしているんですよ。

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↑稚魚を育てている養殖場です。

山奥です。隣に花山湖へ流れる清流があり、いつもミネラル分をたっぷり含んだ水が巡回しています。

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あいにくの天気で、5cmほどの稚魚はバケツで見せてもらいました。この養殖場から11月(そのころは15センチくらい)になると、海のいけすに移動します。移動距離80km以上! 大事に運ばれて行き着く場所は宮城県女川にある雄勝湾。

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穏やかな湾に海面養殖場があります。少しでも生産者の負担を減らすために自動給餌機を設置しています。陸から、魚の様子が見れるように観察機器も設置しています。

ドローンで撮影したもの↓

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水温のあがる7月には全部の鮭がいなくなります。

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雄勝から運ばれた銀鮭は志津川にて水揚げされます。陸に上がるとすぐに、自動活〆機で下処理をし、鮮度を落とすことなく加工場(南三陸)へと運ばれます。

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ニチモウのこだわり銀鮭は、専属加工会社(株)スイシンによってさらにうまみが加えられます。寒風干し製法により、うまみが凝縮され、程よい弾力のある身に仕上げます。カットされた切り身は、一切れずつ真空パックされ、冷凍焼けや脂の酸化も防ぎます。これで、おいしいまま皆さんの食卓に並ぶのですね♪

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ニチモウ(株)はもともとは漁具である網作りの会社です。結び目のない網は魚にやさしく、傷やストレスを与えることを激減させました。ニチモウさんの魚への愛、私たちに美味しいものを届けたいという愛をたっぷり感じられた視察でした。

ちなみに……ニチモウグループにはニチモウマリカルチャー(養殖専門会社)があり、飼料(餌)の配合を日々研究しています。鮭の赤い色を出すために、通常より1.5倍多いアスタキサンチンを配合しています。健康で美味しい銀鮭になるのは、ニチモウグループの結集の証と言ってもいいでしょう~♪

コープの産直マークのついた三陸産塩銀鮭、これからもよろしくです!

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