2018年11月22日(木)
参加者:27名(組合員18名 非組合員5名 子ども1名 ブロック委員3名)
茨城乳業株式会社では、工場2階にある見学者用のガラス張り通路から両側の製造ラインを見ることができます。曜日や時間によって、各ラインで作られる商品が変わり、原材料から細かく違いがあるため、細心の注意をはらっているそうです。
例:
自社ブランドの牛乳『瑞穂農場牛乳』『酪農しぼり』『酪農牛乳』など
他社ブランドの牛乳『CO・OP 産直いばらき牛乳』など
自社ブランドのプリン『タマゴプリン』など
他社ブランドのプリン『CO・OP 産直たまごで作ったカスタードプリン』など
他にも多くの商品を製造していて、通路の一番手前からは、豆乳をヨーグルト仕立てにしたもののラインを見ることができました。セミナールームに近いところがプリンのラインで、充填機と大型蒸し器がまさに『CO・OP 産直たまごで作ったカスタードプリン』を作っていました。
セミナールームに入ってすぐのところには、これまでの表彰・受賞や商品紹介の展示があります。
セミナーでは、茨城乳業の紹介と自社ブランド『タマゴプリン』の製造工程のDVDを見たあと、「『CO・OP産直たまごで作ったカスタードプリン』ができるまで」用に準備してくださった資料をもとに、担当の小井戸さんから、製造の工程やポイントを教えていただきました。
〇製造された卵液をもとにするのではなく、コープの産直たまごを茨城乳業の工場内の割卵機で割って使用
〇できた卵液は段階を経て丁寧に濾過し、牛乳、砂糖とよく混ぜ合わせる
〇牛乳も前日夕方から夜に搾乳された新鮮なものを使用
〇充填してフタをした後に1つひとつ金属探知機やウェイトチェッカーで検査されてから蒸し器に送られる
〇一定温度の蒸気で満たされた連続式スチーマーで、ゆっくり約1時間かけて蒸す
〇蒸し上がったらシャワーで約1時間冷却して出来上がり
そして、『CO・OP産直たまごで作ったカスタードプリン』をその場で試食させていただきました。原材料が牛乳・鶏卵・砂糖のみ(カラメルソースの原材料も砂糖のみ)ととてもシンプルで、ツルンとしたタイプとは全く違う魅力があるプリンです。
プリンのカップの中で、カラメルソースが下、プリン液が上になっていますが、充填時はプリン液を先に入れ、その後カラメルソースを入れているんですよ~! カラメルソースのほうが重いため徐々に沈んで、固まる頃にはきれいに二層になるそうです。
『CO・OP産直たまごで作ったカスタードプリン』の原材料と同様、今回の見学会はとてもシンプルに、他に立ち寄ることなくポケットファームどきどき つくば牛久店へと帰着し、解散後、お急ぎの方はお帰りに、お時間の許す方は、どきどきでのお買い物やお食事を楽しまれていました。
参加者の皆さんのご感想(抜粋)
・プリンがとてもおいしかった! とてもいい味
・ゼラチン等で固めるのではなく、たまごの力で固めるのが、わが家で作るのと同じでおいしい
・卵の殻などを取り除くことや殺菌にとても気を使っていることがわかった
・こだわりの材料でシンプルに作ることで安心・安全な商品の提供につながっていることがわかった
・質疑応答の時間がたっぷりあってよかった
・個人的に行きづらい工場見学に行けてよかった
・子どもにも見学させたいと思った
・なかなかない時短見学会。新しい人、若い人が参加してくれるきっかけになると思った
今回は、出発時間遅め&帰着時間早めの時短企画。時間が合わなくてなかなか見学会には参加できなかった、という方が多数参加してくださいました。子どもが幼稚園や学校の間に行って帰ることができるため、組合員ではないママ友をお誘いしやすかったという声もありました。今回は新任ブロック委員による企画で、至らぬ点が多々ありましたが、これからも、様々な組合員の皆さまが参加しやすい企画を立てていきたいと思います。
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