いばらきコープの産直産地「JAやさと」の圃場確認に行って来ました。
2016年12月5日(月)
参加者:いばらきコープ組合員3名 職員2名 JAやさと職員3名 生産者2名
「グリーンBOX」という商品を知っていますか?
それは全国有数の農産県茨城の旬の野菜の詰め合わせが週に1回産地からのお便りと共に届く商品です。
どんな育て方をしたかわかる!
だれが育てたのかがわかる!
どんな食べ方が出来るのかわかる!
これが「グリーンBOX」の魅力♪
生産者と組合員との双方向のつながりを大切に出来ている商品ですから、年に数回、組合員が産地の畑を訪ねて生育履歴や生育状況を見学し、生産の現場の声を聞く機会を設けています。
にんじん生産者 石岡市の嶋田さんの圃場。
筑波山を見渡せる東向きの斜面で育てているのはクリスティーヌという品種
斜面に有るので水はけ、日当たりが共に良く
他の畑より成績が良いそうです
8月にまいた種は度重なる台風で流される事もありましたが今はこの状態です。数週間前の積雪で葉が少し痛んだもののもう食べ頃の大きさにまで育っています。充分な寒さにあたリ糖分を蓄える年明けには“ローズキャロット”のブランド名で組合員のもとに届けられます
今年のにんじんは日照不足のため小ぶりで思ったような収穫量にならないようです。病害虫に強くあまり手間のかからないにんじんですが、葉を切って洗って袋づめの出荷作業には手間取るとおっしゃっていました。
嶋田さんが手に持っているのは草をとるための道具。こうした道具の工夫で除草剤を使わず環境負荷の少ない生産を心がけています。特に嶋田さんは農機具好きð 農機具の展示会に出かけて行っては効率アップのためのアイディアを仕入れてくるそう(≧∀≦)
続いて訪ねたのはキャベツ生産者、石岡市の鈴木さんの圃場。この日は太陽の光がたっぷりと降り注いでいましたが、今年はやはり日照不足により生育不良になってしまいました。
紫ジャンパーの鈴木さん。キャベツの育成について説明してもらいました。
きれいな形のキャベツをつくる為には農薬の散布は不可欠です、それでも出来るだけ控え、使っているのは茨城県の特別栽培農産物ガイドラインの化学合成農薬の使用成分回数16原体の半数です。
例年なら既に出荷が終わっている畑ですが、生育が不十分だったため、この通りまだ残ってました。多少巻があまいのですが、甘くてジューシー( ^o^)畑でバリバリと2種類のキャベツをかじってみると味に違いがある事に初めて気づきます!
奥にとまっている鈴木さんの軽トラック、これがなんとデコトラ(デコレーショントラック)!? 農作業が楽しくなりそ~
これからもお互いに顔の見える関係を深め愛着を持ってお野菜をいただく事を誓った視察となりました。
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