平和グループあひるの会共催ピースバスツアー〜南西ブロック委員会
2016年10月2日(日)
参加人数:メンバー5名 一般組合員11名 理事 計17名
【筑波海軍航空隊記念館】
この施設は「永遠の0」のロケ地になったところです。それまでは近くに住んでいる方たちにも知られていなかったようです。友部分遺隊から独立した施設でここに来る練習生はエリートで海兵隊のあこがれだったようです。半年という通常よりも短く厳しい訓練を経て出撃しました。
病室の再現
窓ガラスが爆風で割れないようにテープが貼られています
海兵隊は首元が冷えないように首にスカーフを巻いています。そのスカーフを外してそこに書いた遺書。歪んでいる意味がわかりました
号令台
学校でいえば高い朝礼台のようなものでしょうか。現在も当時のままの姿を残しています。
閉館の危機もあるそうですが、是非残していって欲しいと思います。
【水戸市平和記念館】
水戸駅近くの街中にある小さな施設です。ガイドさんより当時の様子を話してもらいました。
焼夷弾は、小さいがコールタールが含まれていて衣服や皮膚に付いてしまったら燃え尽きるまで消えないこと。それをピッケルではがしたこと。1t爆弾は建物を破壊するもの。主に県庁所在地が狙われ一面焼け野原にしてしまったこと。原爆は子孫の代まで破壊することなど、現在何の不自由もなく暮らせていることが不思議なくらいの復興力があったのだと驚きます。
体験談なども展示してありましたが、以前は高齢になったご本人の手記が多かったように思えます。今回気付いた事は「私の父が……」とか「私の祖父が……」と言い継がれたことが多く載っていたことです。体験した方が少なくなってきている今、私たちも教えていただいた事を次の世代に引き継いでいく事が使命だと感じました。
火の粉を落とすのに役立ったピッケル
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