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2015年8月21日 (金)

西部ブロック委員会「被災地視察バスツアー」

2015年8月3日(月)
参加者:組合員さんとその家族32名 理事1名 ブロック委員2名 職員2名 合計37名

*今回は、特別に 朴 相賢(パク サンヒョン)さんに〔地産地消運動促進ふくしま協同組合協議会の特任研究員〕ガイドをしていただきました。  

被災地視察バスツアー開催目的
◎被災地の現状と復興を進める上での課題を現地視察の中で学び、今後の復興支援に生かすこと。
◎現地での買い物を通して、被災地を買って応援すること。

視察先
1.JA新ふくしまモニタリングセンター
2.四季の里・いなか亭(昼食)
3.高橋果樹園
4.あぶくま茶屋

三和センターを予定通り7時に出発し、一路福島県へ!
向かうバスの中で、今回参加した理由や目的、自己紹介をしていきました。

1.JA新ふくしまモニタリングセンター

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検査されている担当の方に話を伺いました。出荷、流通する農産物において出荷者全員の全ての品目の出荷前検査を実施し、検査数が世界一と言われていると聞きました。検査機器を見て納得したと同時に、安心安全な農産物の供給の為にとても御苦労されている事を感じました。

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このモニタリングセンターの施設を見学させて頂き 果実・野菜などの農産品が 安心・安全である事を 多くの方々に伝えていかなくてはと再認識しました。

2.四季の里・いなか亭(昼食)

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「四季の里」は、福島市の南西部に位置し約8haの農村公園で 中世ヨーロッパ風でレンガ造りの建物が印象的でした。その中にある憩の館『いなか亭』で昼食でした。
お店の方からそば粉の話を聞き「100%地元産のそば粉」を使った手打ちのそばを味わいました。のど越しがとても良く美味しくいただきました。

3.高橋果樹園

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桃の生産者 高橋賢一さん(ふくしま土壌クラブ代表)に桃畑でお話を伺いました。震災から5年目ですが、風評被害がまだあるそうです。「ふくしま土壌クラブ」は、同じ志を持つ若い世代の果樹栽培者の方達が、精一杯果物栽培に取り組んでいると聞いて「自分達で何とかしなくては!」という想いに心動かされました。放射性物質の影響に対して、土壌の放射線量測定・成分分析・勉強会(栽培技術、風評被害・放射線対策等)を行政、大学、そして福島生協連と連携しながら活動されています。
桃の畑に足を踏み入れた時、桃がたわわに実っていてとても感動しました。私には、ピンクの宝石に見えました。桃の木1本で500個~600個も収穫出来るそうです。苗木を植えて3年で実がなるそうですが植え替えをして、大きくしていくそうです。

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高橋さんのお話の後、美味しい桃の試食をさせていただきました。甘くてとても美味しかったです。今の時期は「あかつき」という品種でかためのしっかりジューシーな歯ごたえのある果肉でした。柔らかく甘いのが美味しい桃だと思っていた私はびっくりでした。参加された方々は、協力したいと桃をたくさん購入しました。今回、私は「桃の力プロジェクト」の応援サポーターになりました。「あかつき」のブランド強化に向けた若手果樹農業者たちの挑戦への支援になります。

4.あぶくま茶屋

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代表・渡辺とみ子さんのお話を画像を見ながら聞きました。東日本大震災以降の避難生活を送る中で、女性たちが知恵と力を生かす場を作るために2011年10月に福島市内に「かーちゃんの力プロジェクト」を立ち上げました。最初は、福島大学の先生方の応援を受けて飯舘村で繫がりのあったかーちゃんたちを一人ひとり訪ね歩き生きがいをなくしてしまったかーちゃん達を元気づける事から始まりました。福島大学・NPOほうらい・福島南部地域連絡 協議会その他地域の方々に支えられて活動が進んでいきました。最初は、福島の玄米から国の基準以上のセシウムが検出されて米が使えない状態でした。新潟県石打地区から餅米と青肌大豆を提供があり餅で地域と地域を結ぶ、人と人を結ぶ意味で「結もちプロジェクト」と名前がつきました。「結もち プロジェクト」をきっかけに、かーちゃん達に笑顔が戻り心の底から笑う事が出来た時、『結』の生み出す力と喜びをかみしめたそうです。そして、「またやりたい!」という声が上がったのです。

秩父市の高校生と交流があり、その時に避難の経験や故郷への想いを話し始めた時、高校生が、体育座りで、聞いていたのにいつの間にかきちんと正座をして聞いてくれている、そんな姿に自分の事のように感じてくれたと嬉しくなったし、伝わったんだと話されていました。渡辺とみ子さんの話、『あきらめないことにしたの』の詩に考えさせられました。震災後どのように頑張ってこられたのか知りたくて本を購入しました。

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現在では、活動の場を広げ、県内外のかーちゃん達と手をつなぎ、福島から元気と笑顔を発信されています。「かーちゃんの力プロジェクト協議会」はH27年3月で助成金が切れた後、『自分達の事は自分達で考え行動する』を意識して、活動を継続するために「NPO法人かーちゃんの力・プロジェクト」認定に向けて申請中だそうです。『伝えます』『届けます』『広めます』この言葉をもとにこれからも色々な活動に取り組んで欲しいと思いますし、私達も応援していきたいと思いました。

視察を終えて
今回、中通りの被災地視察に参加しましたが、見た目では分からないことが、話をお聞きして震災の被害はまだまだ残っている事が分かりました。モニタリングセンターで検査するために、大切に作られた野菜・果物・お弁当などを細かく出して無駄にすることに、生産者として心が痛むだろうと感じました。その想いを受け止め、検査をしっかりしている事、安全な事を伝えて行きたいと思います。風評被害もまだあるとの事で、購入して広めていきたいと思いました。「かーちゃんの力・プロジェクト」の話を聞き、困難にぶつかった時、前向きにやるしかない! 決めたからこそ出来る! ということを学ばせてもらいました。パクさんは、福島の正確な状態を伝える事がとても大切で、特に韓国・中国などの諸外国に間違った情報が伝わっているようで、しっかりと情報を発信していきたいと話されていました。私も色々な所で福島県の方の現状を伝えて行きたいと思いました。これからも自分の出来る形で応援していきたいと思いました。

また、帰りのバスの中で復興支援の募金を呼びかけたところ、7,632円の募金をお寄せいただきました。ありがとうございました。

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